手の甲にシミやシワがあると、実際の年齢よりも老けて見られそうで、人前では隠したくなりますよね。
でも手は結構人目に付くものなので、手の甲のシミやシワになる原因を知って、改善できるように対策をしてみませんか？
では手の甲のシミやシワになる原因と対策を紹介しますね。
手の甲のシミになる原因は何？
手の甲のシミになる原因は、長年浴び続けた紫外線です。
手は洗うことが多いので、一度日焼け止めを塗っても落ちやすく、少しずつ紫外線を浴びたことで、メラニン色素が、時間をかけて蓄積されてしまいます。通常ならターンオーバーと共に排出されるのですが、徐々に溜まってしまったメラニン色素が、色素沈着してしまい、シミへと変化してしまいます。
ターンオーバーは加齢によっても遅くなるので、シミになりやすくなるのです。手の甲のシミは40歳前後から出始めますが、若いころに日焼けをしていた人は、20代でもシミになる人もいます。
手の甲のシミには、こんな対策が！
一番簡単な方法は、今からでも日焼け止めクリームを、こまめに塗ることです。
しかしそれでは出来た手の甲のシミを無くすことは出来ないので、シミを消すためには、皮膚科にかかり治療する方法があります。
まずはQスイッチレーザーというレーザー治療が一般的です。
塗り薬という方法もあり、ハイドロキノンやトレチノインなどの成分が手の甲のシミには効果があり、１～3ヶ月かけてじっくり治療します。日焼け厳禁なので、日焼け止めを塗るなど注意も必要ですが、皮膚科の先生と相談しながら、治療できるので、手の甲のシミの対策が出来ます。
市販の美白成分が配合されたクリームを使用することで、これ以上のシミを作らないように予防することも有効です。
手の甲のシミには正式名称がある？
この紫外線が原因のシミのことを、老人性色素斑（ろうじんせいしきそはん）と呼びます。
加齢からメラニン色素が長い間蓄積することで、シミとして表面にあらわれるからなのですが、このシミを消すための治療方法は、皮膚科にかかりレーザー治療や塗り薬を使って消すことです。
そしてこれ以上手の甲のシミを増やさないためには、日焼け止めを塗り紫外線を浴びないことで、予防ができます。
皮膚の薄い手の甲は、水を使った後で丁寧に拭き取ることで、必要以上に乾燥することが防げます。乾燥もメラニン色素が過剰に分泌してしまい、シミになりやすくなるので避けたいですよね。
もうひとつの予防法は、ハンドクリームを塗って手の甲の保湿を心掛けることで、潤いを保ち肌のターンオーバーを正常化させて、これ以上シミが出来ない肌を作ることです。
手の甲のシワの原因は何？
手の甲のシワになる原因は、紫外線と乾燥です。
手の甲は皮膚が薄く、紫外線を浴びることで、より皮膚が薄くなり、血管が浮き出てしまうこともあり、見た目にも年齢を感じさせてしまいますよね。また手の甲は良く動かす場所だから、シワになりやすいところでもあります。そして手の甲は皮膚が薄いことで、乾燥しやすくハリが失われやすいのです。
しかも水を使うことが多く、きちんと手を拭いておかないと、手の甲は角質層が薄いため、水が蒸発するときに、皮膚の水分も一緒に失ってしまいます。おまけに加齢によって皮膚の中のセラミドは減少していることも、手の甲のシワになりやすい状況を作っています。
保湿成分であるセラミドは、保湿クリームに配合されていることで有名ですが、実は皮膚の中にも存在しています。でも年齢を重ねることで、次第に減少していき、50代になると20代の約半分にまでなってしまい、ハリを失うことで、シワになってしまいます。
手の甲のシワには、どんな対策をすればいいの？
紫外線対策のために手の甲にも、しっかり日焼け止めを塗りましょう。
そして水を使った後は、良く拭き取ることも忘れないでください。
水を使う機会は多いので、洗剤の成分にこだわってみることや、ゴム手袋をして作業することも、対策としては有効ですよ。最後に手の甲をクリームで保湿することで、シワに直接働きかけます。
水を使ったあとは、出来るだけクリームを塗り直すことも必要ですが、寝る前に塗ることで、かなり違ってきます。通気性の良い天然素材の綿やシルクの手袋は、ハンドクリームを塗って寝る前に使用することで、保湿力が上がります。
手の甲のシミやシワの原因と対策 まとめ
手の甲のシミが出来る原因は、紫外線を長年浴び続けた結果、蓄積されたメラニンが排出されず、皮膚の表面にあらわれるからです。
これを老人性色素斑といい、皮膚科で塗り薬をもらうか、レーザー治療を行うことで消すことが出来ます。
日頃から日焼け止めをこまめに塗ることで、紫外線を浴びない状況にすると、予防の一環になります。
手の甲のシワが出来る原因は、紫外線と乾燥です。皮膚の薄い手の甲は、乾燥しやすくシワになりやすい場所で、加齢からもセラミドの減少などシワになります。
日焼け止めを塗って紫外線対策をします。夜はハンドクリームで保湿することで、肌に潤いを与えてあげることで、不足している成分を補いましょう。