手は露出することが多く血管が浮いてしまうと気にされる女性が多くいらっしゃいます。手の血管が浮き出ているのは、痩せ型の女性や年齢が高齢の女性にもよく見られる現象ですが、手の年齢と血管の浮き出しに関係があるのか?今回手や年齢や血管について詳しく取り上げてみました。
手の年齢を感じさせる要因
顔は若々しくても実年齢は手に表れる、なんて意地悪なことを言う人もいますよね。でも事実、意外と他人から見られているのが手。顔周りだけでなく、手のエイジングケアって大切なんです。
ところで、年齢を感じる手ってどんな手なんでしょうか。
1シワの多い手
やはり一番は「シワ」です。手の皮膚の張りが失われ、細かいシワが出てくると急に若さが感じられなくなってきます。また、指の根本や関節のシワの本数が増えたり、手のひら側から指を見て、これまでなかった縦のラインのシワが目立つようになると年齢を感じます。
2かさついている手
指先や関節などが乾燥してかさついていると手の張りや柔らかさがないように見えて、年齢を感じます。また、乾燥していると少しの刺激で赤みを帯び、傷になることがあります。傷ができるとかゆみや痛みを感じるため気になって触ってしまい、さらに荒れが進んでかさついているように見えてしまいます。
3シミのある手
シミも手を老けさせる原因の一つです。あらためてまじまじと手の甲を見つめていたら、知らないシミが増えてた…なんてことがありますよね。
ちょっとしたケガや虫刺されなどが跡になり、そのまま黒ずみを作ってしまうことがあります。色白の女性の場合はさらに目立ち、逆に老けている印象が強くなることがあります。
4血管の浮き出ている手
皮膚の張りが失われたことにより血管が浮き出ている手も年齢を感じさせてしまいます。特に細身の人や、若いころから手にお肉がつきにくい人はもともと皮下脂肪が少なく、30代頃を境に皮膚の張りが失われるため血管が目立ってくることがあります。血管の浮き出しには年齢が関係があるのだということが分かります。
手の血管はなぜ浮き出るの?その原因とは
原因1:加齢による皮膚老化
加齢による皮膚老化加齢により徐々に肌細胞を作り出す力が衰えてきます。そして皮膚は薄くなり静脈が目立つようになります。そのため血管が浮き出て見えるようになるのです。
- 原因2:紫外線による老化
長く紫外線を浴びることで肌の新陳代謝が遅れ、老化を加速させます。そして皮膚の水分が失われ弾力が無くなり血管が目立つようになります。
- 原因3:血管の老化
加齢とともに血管は弾力を失います。血管自体の弾力が無くなってくることで血管が拡張し太くなり手に浮き出るようになります。
- 原因4:遺伝
体質的な遺伝の場合もあります。10代の頃から血管が太く目立っている、家族にも同じ体質の人がいる、そのような場合、体質的な遺伝が関係している可能性が高いといえます。
手に年齢を出さない予防法とは?
では手に年齢を出さないようにどんなことができるでしょうか。
シミ、シワ、乾燥の大敵は紫外線です。血管が浮き出る原因も皮膚の張りが失われることが一因のため、乾燥の原因となる紫外線対策はとても重要です。
顔や首にUVクリームを塗るのと同じように、手にもしっかりクリームを塗って紫外線対策をおこないましょう。
手はお手洗いや食事のときに洗いますから、こまめに日焼け止めを塗りなおすことも必要です。
また、日焼け止めクリームに加えて、外出時や車を運転する際にはUVカット用のアームカバーを着用することもおすすめです。
保湿をおこなう
フェイスケアのときには、化粧水、乳液、美容液、パック…と念入りに保湿しますよね。手にも同じようなケアをおこなうのが理想です。お顔につけるときに、ついでに手の甲と手のひらにもつけてしっかりと保湿をおこないましょう。
顔に使用したパックを最後に手の甲に乗せて保湿するのも効果がありますよ。
朝、晩の顔のケアと同じようにおこなえば、手間もかからないのでおすすめです。
また、手の保湿といえばやはりハンドクリームですよね。眠る前にハンドクリームをたっぷり塗って眠るだけでも良いですが、可能であればナイト用手袋を着用してみてください。
少しめんどくさいと思われる方が多いですが、翌朝実感できるほどの効果があります。即効性を感じられる方法ですので、デートやお仕事での勝負日など、大切な日の前夜にぜひお試しくださいね。