手は顔以上に年齢を語ってしまうパーツです。
ですが、自分ではなかなか手肌の年齢に気が付きにくいものです。
手は、その人の生活や人生までも表れてしまう大切な部分。
老け手から脱出するために、効果的なハンドクリームにはどんなものがあるのでしょうか?
年代別ハンドクリーム選びのポイント
冬が近づくと店頭にはたくさんのハンドクリームが並びます。
ハンドクリームによって特徴も様々。自分に合ったものを選ぶのはなかなか大変なものです。
テクスチャーだけでも、
- 濃厚クリームタイプ(固めのクリーム)
- クリームタイプ
- ジェルタイプ
- 薬用タイプ
と、多様にありますね。
今回は年代別に、使いやすいもの・おすすめのものを分けてみました。
お好みのものを選ぶ時の参考にしてみてください。
10代~20代前半の若年層
一時的な肌の乾燥やカサカサした肌には、保湿力のあるものが良いでしょう。
保湿成分として、
- ヒアルロン酸
- セラミド
- コラーゲン
- グリセリン
- シアバター
など。
乾燥肌には、肌の水分を守るヒアルロン酸、外部から肌を守るセラミドが配合されているものがおすすめ。
注意点
子供や若い人に尿素はNGともいわれています。
もともと角質層が少ないため、尿素の角質溶解作用によって、逆に肌がカサカサに荒れることもあります。
少ない角質を取り過ぎないように、避けた方が無難です。もともと角質層が厚いカカトなどには有効です。
30代~40代 毎日働く手のために
お仕事や家事・育児で自分にかまっている時間が少ない…でも手はケアしたいとき、保湿性の高いハンドクリームがあれば心強いでしょう。
保湿効果の高いセラミド配合のものは、肌のバリア機能を正常にしてくれるのでおすすめです。
また、ビタミンEは血流もよくなって、冷え性改善にも効果的。冷え性に悩んでいる人は、ユースキンなどのメディカルクリームを選んでみるのも良いでしょう。
アレルギー気味…という人には、天然素材や無添加のものが出ています。
- ホホバオイル
- シアバター
- グリセリン
などが天然素材で、比較的安心して使えるのではないでしょうか。
ワセリンの保湿効果は?
ワセリン自体には肌を潤わせる作用はありません。ただし、ワセリンには肌の保湿効果があり肌荒れの予防には有効です。
もう手がカサカサになってしまった…という人にはハンドクリームが良いようです。
40代からの世代
値段は少し上がりますが、エイジングケア用の薬用ハンドクリームがおすすめです。
薬用ハンドクリームと表記されているものは、しっかりと荒れやカサつきを抑える成分が配合されています。
さらに、加齢とともに減ってくるヒアルロン酸やコラーゲン、年齢肌対策にビタミンEやその他植物エキスなどが贅沢に配合されているものなど…たくさんの種類があります。
「エイジングケア」や「年齢肌」など表記されているものがおすすめです 。
年齢肌に特化したハンドクリームの例としては、パピリオ「ハンドマッサージエッセンスリペアN」があります。一般的なハンドクリームよりはお値段は高めですが、効果を感じる人は多いようです。
ホットタオルで夜のハンドケア
「さらっと」「べたつかない」など書かれているものは、日中用として使い、夜はこっくりとした保湿力と浸透力の優れたものを使ってみましょう。
ハンドクリームを塗ってから、ハンドマッサージもプラスすれば、手も温まり浸透力もアップします。
- ハンドクリームをたっぷり塗ります。
- ビニール袋に手を入れて、40度くらいに温めた蒸しタオルでくるみます。温めることでハンドクリームの浸透が良くなり、スチームの蒸気でしっとり効果も得られます。
- ハンドケアの仕上げにグー・パー運動をして血行を良くすると、指先が温まり、ぐっすりと眠れるでしょう。
週に一度のスペシャルケアに取り入れてみのはいかがでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?ハンドクリームも年齢別に色々な商品がありました。
最後にハンドクリームでケアを怠らないコツを。
たくさんのハンドクリームを部屋中に置くこと、バッグに入れておくことだそうです。
これでハンドケアを忘れずにできそうですね。試してみてください。