家売るオンナで万智が事故物件に住んでる理由のネタバレ

『家売るオンナ』も7話までを終え、残るところあと3回ですね!万智(北川景子)の過去(高校生のときに家族を失い、家を追い出されて一時ホームレスに。その後も借金を返済するために家を売り続けてきたこと)などが明かされ、だんだんと散りばめられた伏線回収に入っている感じがしますね。
しかし、まだ1話で庭野(工藤阿須加)が知った万智が事故物件に住んでいるという事実や、布施(梶原善)が言っていた万智のスパイ疑惑などの伏線はまだ回収されていません。こちらでは、万智が事故物件に住んでいる理由についてのネタバレを検証していきたいと思います。
パッと読むための目次
万智が事故物件に住んでいるのは、本当にお金に困っていたという理由だけ?

4話で万智がホームレスと会話するシーンで、自分もホームレスだったことが明かされる
万智はスーパー営業ウーマンで物件の売上数もすごいので、さぞかしいいお給料をもらっているはずですよね。そんなお金持ち独身の万智が、「家賃5万円だから」という理由で事故物件に住んでいるのはおかしいと最初は誰もが思ったのですが、万智の過去が明かされて万智が両親の死によって莫大な借金を抱えていたことがわかりました。その借金返済のためにがむしゃらに働き続けて、完済したのが去年のことだというので不動産屋に勤めてからもずっとお金に困っていたということになりますね。
もしかして、あの過去の借金の話を暴露したことで、事故物件の伏線は回収したということだったりして???本当に「ただお金に困っていたから」という理由だけだったら、ちょっと拍子抜けですよね。それだったら、“一家8人惨殺事件”なんて衝撃的に恐ろしい設定にしなくてもいいような気がするのですが。
事故物件の説明義務を逃れるために、会社に住まわされている?
自殺や死亡事故などに関係した物件は、通常の2~3割引や半額以下になってしまうと言われています。誰だって、そんな家だったら住みたくないですよね?しかし、ここで不動産屋がどこまで客にその事実を説明する義務があるのか、ということがキーポイントとなってきます。
確実に言えることは、「事故のあった後に最初に入居する客には問題の事実を説明する義務がある」ということです。しかし、2回目以降の客に対してはその説明義務がありませんでした。そのため、会社が関係者を一度住まわせたり、「1ヶ月間だけ激安物件に住むアルバイト」なんてゆうのが存在したそうです。
しかし、最近ではそういった策略は許されなくなってきているようです。2回目以降の客にも説明義務があるとされるような傾向にあるようなんです。しかし、それがいったい何回目まで、何年後までという明確な決まりはないという曖昧なものなのだそうです。ただ、年数が経てば経つほど、事故物件に対する人の嫌悪感は薄れることは一般的に認められる事実なので、会社から命令されて万智がこの物件に何年か住むということになっている可能性はありますね。それなら「万智が会社の上の人間と繋がっているスパイだ」という布施の言葉にも繋がってきます。

6話で、事故物件を売るために泊まり込みで現地販売をする万智と白洲美加
しかし、万智は6話で事故物件を売るときに詳細に事件について説明していました。今までの万智の営業手段を見ていると、客に嘘はつかず悪いことも包み隠さずに話す姿勢が見られます。ですので、この線はないかな~と個人的には思います。
事故物件は、もともと万智(北川景子)の売った家だった!?
今まで、万智は自分の客を決して不幸にはしていません。クールで現実的なようで、ちゃんと客の将来を見据えて物件を提案してきていますよね。本当は人間らしさを内に秘めていそうな万智だけに、売った後もその後の客の幸せを願っているのではないでしょうか?

3話で、正反対の性格のカップルのヨリを戻す手伝いをした万智

1話で忙しい家族の絆を保てる家を紹介した万智
そこで、もしこの事故物件が万智が売った物件だったのでは?という仮説を立ててみました。その後に事件が起こり万智の客であった家族全員が殺されてしまったのだとしたら、万智は自分の客を不幸にしてしまったと自分を責めるのではないでしょうか?未だ犯人不明なので、どういった経緯の事件だったのかはわかりませんが、家のセキュリティについての説明などもっと自分にできることがあったのではないかと、生真面目な万智なら考えてしまいそうですよね。
そのため、過去の自分の客への供養の意味を込めて、あの家に住み続けているのではないでしょうか?
事故物件は、万智(北川景子)が過去に住んでいた家!?
もう一つの仮説は、万智が高校生のときに追い出されたという家がこの事故物件だったという説。5話で明かされた、両親が事故で亡くなって莫大な借金を負ったという万智の過去。その際に「自宅を売っても借金は5000万円残った」と発言していますので、自宅は売ったことは確かです。さらに7話では「私は、いまだに過去に縛られている」と発言。万智はかつて家族で幸せに暮らした家に、ずっとこだわり続けているのではないでしょうか?
次に住んだ家族が殺人事件に遭ってしまいますが、それでも万智は、自分の思い出のつまった家を取り戻すべく今も住み続けているとか。買い取らずに賃貸にしたのは、やはり借金返済でまとまったお金がなかったからかな?

7話で白洲美加の実家が売られる危機に立ち合う万智。
そう考えると、7話全体が伏線になっていたということになります。白洲美加(イモトアヤコ)の実家が売られて取り壊されてしまうことになり、思い出にしがみつく白洲美加に「白洲美加は、私のようになってはいけない」と説得していましたよね。「心を解き放って、過去を捨て幸せになりなさい」と。自分は、そうできていないということです。ですから、過去にしがみつき事故物件であろうとも、家族の思い出の詰まった家にしがみついているから、今も幸せになれない・・・ということなのかもしれません。
今までの流れからすると、万智には結婚願望があったりと幸せになりたい意思はあるけれども、過去にとらわれているためうまくいかない、ということになりますね。最終回までに、過去から自分を解き放ちあの事故物件を出て、悲しい過去を忘れて新しい人生を行きることを決意する、という万智の姿が見られるといいなと思います。(←この流れ、まさに『家政婦のミタ』ですね!)
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