赤ちゃん(子供)の発熱時、手足冷たい場合の対処法は?(赤ちゃんの発熱時の初期症状)

赤ちゃんの突然の発熱、でもあれ!?なんだか手足は冷たいみたい・・・?こんな症状のとき、パパママは発熱しているのに手足が冷たくて、ひょっとして変な病気なのでは?と慌てることがありますよね。
今日は、赤ちゃんの発熱の際の初期症状について詳しくご紹介し、赤ちゃんの熱があるのに手足が冷たい・・・大丈夫?の疑問にお答えしていきたいと思います。
赤ちゃん(子供)の発熱の初期症状
赤ちゃんや小さい子供の発熱の際の初期症状についてご紹介します。赤ちゃんの発熱の初期症状にはこんな状態が見られます。
- 震える
~発熱の際には、筋肉が熱を生産する際に凝縮するため、震えがみられる。この時、急に意識を失うほどの激しいけいれんのときは、熱性けいれんが疑われるので、けいれん時間や様子をしっかりメモし、嘔吐に備えて横向きに寝かせてあげましょう。(はじめてのときはパパママの方が慌ててしまうので、落ち着いて対処を) - 寒がる
~赤ちゃんが寒がっているときには、まだ発熱途中でこれから熱があがっていく状態なので、寒がっているときには毛布をかけてあげるなど、温めてあげましょう。 - 手足が冷たい
~赤ちゃんの発熱時に「手足が冷たい」状態なのは、まだ熱があがりきっていない状態のためです。末端である手足は、熱が十分にあがりきっていないためであって、熱があがりきるころには、手足も熱くなって今度は発汗するようになります。また、手足にも熱が伝わり、高熱になった際も、汗を放置すると、今度は逆に汗が冷えて手足が冷たくなることがあります。汗をかき始めたら、こまめに清潔なタオルなどで拭いてあげるようにしましょう。 - 倦怠感
~赤ちゃんの体は80%が水分でできており、(大人は水分量60%)と、発熱の発汗で水分が失われると、倦怠感(けんたいかん)=元気がなくなるようすがみられます。この時は、食事がとれない場合でも、しっかり水分補給だけはさせるようにしましょう。離乳食はのど越しのいいものを、水分・お茶・子供向けのスポーツドリンクなども飲みやすくなっています。
- 機嫌が悪くなる(イライラ)
~普段よりイライラしたり、泣き止まなかったり、抱っこじゃないとイヤ、ママじゃなきゃイヤっ!となったり、言葉で伝えられない赤ちゃんは自分の体調の不良を不機嫌さ・イライラで知らせてくれます。
ワガママなどではなく、しっかり甘えさせて赤ちゃんを安心させてあげることが一番大切です。
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赤ちゃん(子供)が発熱時に手足が冷たいときの対処法と注意点
上記でもご紹介しましたが、赤ちゃんの熱があるのに「手足が冷たい」という症状のときは、
1.発熱初期の段階で、体中に熱が回りきっていないため
2.発熱しきった後に発汗し、汗をそのままにしていて冷えてしまったため
の2つの可能性が考えられます。
それぞれの対処法としては、
1.発熱初期の段階で、体中に熱が回りきっていないため
→寒がるようであれば、毛布などをかけてあたためてあげる。
2.発熱しきった後に発汗し、汗をそのままにしていて、冷えてしまったため
→こまめに汗を拭いて、手足を冷やさないようにする
と、それぞれ対処法が異なってきます。ですので、赤ちゃんがいつから発熱したのかに注意して、よく観察して対処するようにしましょう。
また、手足が冷たいからといって、「たいした発熱じゃない」「さほど熱がない」ということではありませんので、ご注意を!これから、熱が上がってくる!可能性が高いということなので、早く赤ちゃんを休ませてあげるようにしましょう。
また、これは基本的な発熱の症状についての初期症状なので、病気特有の初期症状などを合わせあって、発疹・嘔吐・下痢・充血などが見られる場合もあります。こういった際には、ウィルスや細菌による病気が疑われますので、病院を受診するようにしましょう。38度以上の高熱で、普段とは違うぐったりした様子が見られるなどの場合も受診する方がいいでしょう。
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